ノロウイルス検出、食中毒と断定 南会津の3小学校

食品工場のノロウイルス対策

福島県南会津町の田島、田島二、荒海の3小学校の6年生が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、欠席した問題で、県は23日、児童らからノロウイルスが検出され、食中毒と断定したと発表した。
患者数は、町教委が20日時点で把握していた28人から9人増え、37人となった。内訳は児童が34人、教諭が3人で、うち32人が通院しているが、いずれも快方に向かっているという。
県や町教委によると、児童らは18日、各校で行われた6年生対象の「テーブルマナー教室」で、町内の菓子製造業「三浦屋」のショートケーキやチョコレートケーキを食べた。同店従業員からもノロウイルスが検出された。県は同店を23日から3日間の営業停止とした。

                                  福島民友新聞

食品工場の効果的なノロウイルス対策