セアカゴケグモの活動が活発になる時期です。ご注意を!!

鳥栖のJR貨物敷地内にセアカゴケグモ5匹

佐賀県は30日、かまれると腫れと痛みを生じる特定外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」5匹が、鳥栖市のJR貨物九州支社鳥栖総合鉄道部の敷地内で見つかったと発表した。県内での発見は2013年9月以来、4例目。屋外作業時の注意などを呼び掛けている。

 県生活衛生課によると、同日午後3時ごろ、同鉄道部から県に連絡があった。鳥栖保健事務所の職員が、側溝のふたの裏から成虫5匹を確認し、殺虫剤で駆除した。

 捕獲したセアカゴケグモ

セアカゴケグモは、オーストラリア原産。体長約1センチで、背中の赤い縦すじが特徴。かまれると腫れと痛みを生じ、頭痛や筋肉痛が続いたり、重症時には筋肉の麻痺が生じることもある。県内では10年2月、鳥栖市内で初めて発見され、その後、神埼郡吉野ケ里町内で2例見つかっている。

 県の担当者は「おとなしく、触れようとしない限りかまれない。発見時は県に連絡を」と注意を促している。

セアカゴケグモの効果的な駆除方法とは