弁当食べ15人食中毒 ノロウイルス検出、宮代のNPO法人営業停止

埼玉県は11日、宮代町百間の障害福祉サービス事業所「MINT」で弁当を購入、食べた男女30人のうち26~59歳までの男女15人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を発症したと発表した。そのうち5人から食中毒の原因となるノロウイルスが検出された。県幸手保健所はMINTに弁当を提供した同町中央のNPO法人で障害者の自立支援などをしている「じりつ」の調理が原因として、同法人を同日から3日間の営業停止処分にした。

 県食品安全課によると、同法人から6日、「(同法人が)9月28日に調理、提供した弁当を食べた複数人が下痢や嘔吐などの食中毒の症状を発症している」と同保健所に届け出があった。男女30人はサバのみそ煮弁当(サバ、卵焼き、インゲンのピーナツあえなど)を購入し、食べた。同保健所が調査した結果、5人の便からノロウイルスが検出された。

埼玉新聞 10/11(火)

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