ホテル客室のトコジラミ駆除です
トコジラミ駆除のご相談をいただきました。
宿泊のお客様から、「変な虫がいる」という苦情があって分かったそうです。
しかし、よくよくお話しをお聞きすると、つい最近のことではなく、1年ほど前からだそうで、これまでは、エアゾール剤やバルサンのようなもので、簡易的な駆除を続けてきたとのこと。
実は、これが一番いけないケースなんです・・・
トコジラミは、東南アジア系の旅行者の手荷物などに付いて、客室に入ってきます。
大阪エリアの宿泊施設でも大きな問題になっています。
宿泊者から吸血を繰り返し、客室に住み着き、繁殖します。
住み家にするところは、狭い隙間のような場所ですので、バルサン等の使用では殺虫成分が行き届かずに、より駆除しにくい奥の方へ住み家を変えてしまいます。
また、殺虫成分に弱い個体は微量な接触でも駆除できますが、殺虫剤に強い個体だけが生き残り、世代交代を続け、いわゆるサラブレッド的な、殺虫剤に強い個体が生まれてしまうとも言われています。
これが、バルサン等を何回おこなっても、より状況が悪化していく理由です。
しかも、期間が経過すると、トコジラミはベッド廻りを住み家にすることが多く、ベッドメイクさんの衣服に卵が付着し、別の部屋へ運ばれたりして、最初は1部屋だけだったのに、隣の部屋や同じフロアで徐々に拡大していってしまうのです。
ベットボトムの裏側にトコジラミの成虫を確認。
ベットボトムの布をめくると、トコジラミの糞がいっぱい。
隙間という隙間に殺虫剤を入れていきます。
ソファーの隙間に殺虫剤処理。
マットレスの裏側は面処理。
部屋中の隙間という隙間に殺虫剤を入れていきます。
苦しんでたくさんのトコジラミが出てきました。
効果調査用のトラップを設置します。
ヘッドボードの中にも、効果調査用のトラップを設置。
これで、数日間の間隔をあけて、同様の作業を3回ほど繰り返します。
当社のトコジラミ駆除は、完全な駆除効果を確認した段階で完了となり、作業完了から6か月間は保証期間になりますので、ご安心いただけます。
早期にプロの駆除をおこなえば、駆除費用は少なく済みますが、
生息場所が拡がってからでは駆除費用はどうしても高額になってしまいますので、
トコジラミの発生が分かった時点で、なるべく早くご相談ください!