県高校総体・剣道参加で嘔吐・下痢…207人が症状訴え

宮城県高校総合体育大会の剣道競技に参加した生徒に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出た問題で、県教委は10日、新たに教諭を含む115人が同様の体調不良を訴えていたことが判明したと発表した。

これにより、症状を訴えたのは計207人に上った。生徒の家族にも広がっているという。

一方、県疾病・感染症対策室は同日、名取市内の保育所で園児57人に嘔吐や下痢などの症状が表れ、うち2人からノロウイルスが検出されたと発表した。全員が快方に向かっているという。

同室は、手洗いを十分に行い、体調が悪くなった場合は速やかに受診するよう呼びかけている。

読売新聞6月11日

ノロウイルスの効果的な消毒方法とは