仙台市や石巻市の園児ら300人超が感染性胃腸炎 宮城県

仙台市は16日、泉区の幼稚園で園児ら100人以上が感染性胃腸炎とみられる症状を発症したと発表した。県も、石巻市内の幼稚園で園児ら73人、同市内の小学校で児童ら137人が嘔(おうと)吐や下痢など感染性胃腸炎が疑われる症状を訴えたと発表。発症者は計300人を超えた。いずれも発症者の一部からノロウイルスを検出、集団感染の可能性があるとみている。

泉区の幼稚園では14日からの3日間で少なくとも101人が嘔吐や腹痛などを訴え、園児1人からノロウイルスが検出された。市によると、集団感染が疑われる感染性胃腸炎の発生件数は9~11月、前年同期比2倍の18件に上っている。

いずれも重症者はいないが、県や仙台市は流行が続く恐れがあるとして、注意を呼びかけている。

産経新聞 2016/11/17

効果的なノロウイルスの消毒方法とは